やさしい生活

日曜日の昼下がりみたいな場所にしたい。

ご飯を大切に作る時間が歳をとるにつれてなくなっていた

 

食べるご飯は適当な炒め物、インスタントラーメン、卵かけご飯のねぐぼーです。

 

 

実家から出て、下宿生活も4年目。

自分の中で食事という時間が、とても簡素的になっていることに気がつきました。

買うものはいつも同じで、たまご、キャベツ、玉ねぎ、じゃがいも、人参と1キロ単位の鶏肉と豚肉。

あとは調味料で適当に味を変えるだけ。

 

 

その味気ない生活にきっかけを貰うべく、友人が企画した、"素敵なお皿に可愛い料理を載せて写真を撮ろうの会"に参加しました。

 

 

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こんな感じにしようと集まりました。

 

 

ごはんは可愛いおにぎりと、おかずとして筑前煮を選択。

いつもなら見た目なんて気にしないし、ましてや色味なんて気にかけてもない。

だからか買い物のとき、新鮮でした。

 

 

筑前煮は、こんにゃくと里芋とごぼうとしいたけと…茶色ばっかりで緑が足りないね。さやえんどうを入れようか」

 

 

さやえんどう、おばあちゃんが何かとおかずに入れていたなあ、なんて考えながらかごへ。お腹にたまらなそうなのに、200円くらいした。普段だったら買わないな。

 

 

他にも、アボカドや鮭、たらこ、梅干し、大葉などを購入。色味があざやかで可愛いものばかりで、これも普段買わない。

かごの中が珍しいメンツで、レジを通すだけでも心が踊りました。

 

 

帰宅して、準備をします。

 

 

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根菜はレンジで熱を通してから


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ごぼうはアクを抜いて

 

 

6人で材料を切ったり、焼いたり、ごはんと混ぜたり、並べたり。こういう会に集まるだけあって、みんな普段から自炊してるんだろうな、役割分担が上手い。

 

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ゆかりと梅はよく合うね。

鮭とチーズと、大葉もいいね。

ごまと塩昆布もかたい。

形は丸いのも作ろうか。

なら四角もいいね。

 

味の相性を確認しながら、色味も考えながら、談笑もして、たのしい。

 

 

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おにぎりは並べると可愛い


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こだわり強め


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しかく、というよりキューブ

 

 

準備に3時間くらいかかってしまって、みんなお腹がとても空いていたため、ハイペースでなくなりました。

けれど、自分たちの手で作って、

食べるのもったいない

って思ったのいつぶりだろう。

 

 

幼い時に作った誕生日ケーキや、手巻き寿司なんかを思い出す。改めて心がこもった料理って美味しいなと思う。

 

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この敷物が個人的MVP

 

 

時間はとてもかかったけれど、そのぶん友人と話すことが出来たし、なにより美味しかった。

噛み締めて食べたという事実が嬉しかった。

 

 

社会人になると、こうやってゆっくり時間をとることが難しくなるのかもしれないけれど、たまにはご飯を大切に作る機会をつくりたいと感じた。

共感できる友達に囲まれていたらまた、こんな集まりをしよう。

ごちそうさまでした。

 

 

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デザートまでぬかりなく