ベストアルバム2018
ねぐぼーです。
2018という年は、音楽というものに向き合うきっかけになった年なんじゃないかと感じてる。昔から、音楽とよく聞いていた状況をリンクさせては思い返していたけど、それを残そうと思えるのは初めてだから。今年何をよく聴いたかなと、音楽を選んでいると自然と思い出がフラッシュバックするのが楽しい。
一つずつ丁寧にこんなところに書いていくのも2018年が悪くなかったじゃんって思える証明になるといいなと思いながらまとめとく。
10.HONNE - Love Me / Love Me Not
HONNEは音楽の趣味が一緒で、Apple Musicのライブラリ共有できるんだよって教えてくれた人が好きだった。
色を聞かれたらオレンジってこたえちゃう。それほど音にはぬくもりがあふれてる。
本音という日本語に感銘を受けたロンドンのジェームズとアンディーに、勝手に親近感を覚える。インタビューを見てバイアスかかってるって言われたらそれまでなんだけど、本音で語ってくれているように背伸びをしていない音が落ち着く。人と付き合うときには本音でぶつかりたいっていう自分の無意識でやっていることすらも、HONNEに自己投影しちゃう。I might 。
9.Tempalay - なんて素晴らしき世界
Tempalayとはおそらく今年出会った。サイケデリックっていう言葉を教えてもらった人たち。とにかく不安と戦い続けなきゃいけない音に戸惑う。だけど追いかけちゃった、ミステリアスなものって魅力的に思えるからね。例えるなら、深夜に放送が終わったいろとりどりの無数の四角に覆われたテレビ画面を、初めて見た時の罪悪感と不安に似てる。
いつも夢なんて見てても忘れちゃうような奴なんだけど、このアルバムを聴いてると今生きている世界がもしかしたら夢なんじゃないかって思ってくる。そう思うと、なんでもしてもいいんじゃん?なんていう万能感に襲われたりもする。(大学生特有のものである可能性が非常に高いが)
でも、もしその万能感がしゃべったら「なんて素晴らしき世界なんだ!」って叫びそうな気がするんだよね~。
8.めぞんド山口 - けやき通り
福岡のグループなのになんで山口なん!!てかその字面では芋臭くて仕方ないのに、ジャケットでは、あらゆるオートクチュールも驚かんばかりのおしゃれなフォント!!
つっこみどころと愛おしさMAXなとこが好きな、めぞんド山口はホリデーレコードのTwitterで知った。
まるで春に感じる、全身に重くのしかかる儚い悲しみが漂う体で、あたたかいお風呂に浸かっているようなボーカルの声が最高なんだよな。日々歳を取って、人に言えない秘密も少しずつ増えてきた自分にはピュアすぎるんだよ。まるで高校生との対話。
君に聞かせたいお気に入りの曲のプレイリストを作ってさ。もしかしたら僕にとってのその行為は今回のブログだったりするのかもしれないけど。
7.バレーボウイズ - なつやすみ'18 猛暑
どろくせえ!どろくせえ!まるで畑で採れた野菜を洗いもせずにかじってんのかと錯覚するほどの泥臭さ。バレーボウイズです。安定のホリデーレコードのTwitterで出会った。
YouTubeでのコメント欄に女性の声のかぶせ方が不快、なんていう最高に不快な言葉があったけど、彼らには褒め言葉なのかもしれない。例えるなら小学生のときの合唱なんよね。全力でみんなが歌っていて、だけどなんか一体感があって。
中高生の夏休みを思い出させる音楽は腐るほどあるけどさ、もしかすると小学校の夏休みを思い出すのは少ないかも。暑いのに走り回っていて、そんな泥臭さがいとおしく感じられるアルバムなのかな~なんて。
6.SIRUP - SIRUP EP2
「BARに行ったときはね、ジントニックを頼むといいよ。シンプルだからこそなんのジンを使ってるかで個性が出るんだよね」って仲の良い美容師さんと行ったBARのマスターの言葉を思い出す。なんにもわからん小僧な僕は、そのお店で使ってるジンがなんだったのかすらも覚えてない。
少し背伸びをした会話をしたい時期がある。そんなときに必死にしがみついた音楽なんじゃないかと思う。恵比寿から渋谷まで歩くときに聴いた。不思議と誰もしらないBARを見つけられるような気分になる。
5.MONO NO AWARE - AHA
僕は一番近いはずの家族よりも、見知らぬ土地で出会った友達のほうが話が合うんだけど、その友達と話してる気分になれるアルバム。
普段心の底から思っている言葉を飲み込んで、相手が求めている言葉を作り出して話すことで日々をやり過ごしている。毎日のように飲み込んでしまった言葉をおそるおそる、よくもわからないやつに話してしまった結果意気投合しちゃった、みたいな。
MONO NO AWAREはきれいごとを言わないし、誰にでも当てはまりそうな占い師のような言葉も使わないとこが好き。東京出身のバンドが書いた東京という曲を聞いて、くそ田舎から上京するんだよね。でも言葉には強く共感しちゃってるとこが最高じゃない?
4.田中ヤコブ - お湯の中のナイフ
たくさん音楽を聴いていると、好きな音楽はジャケットからしてもう好きなんだよなって感じてきた矢先に、ジャケットで選んで聴いたアーティストが田中ヤコブだった。
ソファーに座って30分たったときの猫背のような脱力感がなんとも癖になる。そして余計な音がなくって軽快でかすれた声が引き立つ。
アルバムタイトルは、友達が「包丁が危ないからお湯にいれておいて」と言っただけらしくって、その軽さも相まってこの脱力感が心地よいんだよな。頑張らなくちゃいけないって首が閉まりそうな時に、ホットコーヒー飲みながら田中ヤコブと一息つきたいね。
3.cero - POLY LIFE MULTI SOUL
全く知らない街で、グーグルマップなんか使わずにただ気分で歩きたくなる時がある。右に曲がるのか左に曲がるのか自分にもわかっていないあのときだ。だけど自分が好きなお店はそういうときに見つかる。食べログなんかでみつかるお店はたかが知れてるからな。
大阪の中崎町にはまっている時期があって、ドラえもんが住むような押し入れに寝るゲストハウスに泊まったりした。その部屋は息苦しくて、誰も知り合いがいない夜の街をずっと徘徊してた。そのなかでビビッときたラーメン屋さんは、どうやらチェーン店だったし、店主においしかったといっても、「そうですか」と誇りもくそもない店だったけど悪くなかった。別に感動するうまさではなかったけど。
このアルバムは、そういう”衝動”に駆られる気がしてる。予定調和の旅なんかより、闇の中を進んでいく旅が好きな人には響くと思うな。
2.LUCKY TAPES - dressing
リズムとして生活にフィットする音楽だなと感じる。朝も昼も夜もずっとLUCKY TAPESの優しいリズムがしっくりくる。もしかすると感情の起伏が少ない自分の特性もあるのかもしれない。
作曲をしている高橋海さん自体がかなり中世的な男性で、上品なんだよね。音楽も男らしくとか女らしくとかじゃなくて、洗練された上品なものとして感じられるのが好き。
一番ライブにいきたい人たち。東京に行ったら絶対にいってやる。
1.カネコアヤノ - 祝祭
就活で東京に4か月住んでいた時に、カネコアヤノには助けられた。本当に俺はこの無機質に時間が流れていく場所で、来年から暮らしていくんだろうかと不安に思ったことは多々ある。
「東京は住む場所じゃないよ」と笑いながら言うおじさんを見て、違うそんなわけない、と思いながら憧れと現実の間にいた。横浜で育ったカネコアヤノは、少なくとも自分よりも都会育ちであろうし、都会への嫌気を感じながらも愛情をきれいに表現する。今思えば、そんな歌詞に希望を見出していたように思える。
夜を迎える
星はみえないけれど
君の寝息をきけるなら
この街も悪くはないねカネコアヤノージェットコースター
歌詞が好きすぎて挙げていたらキリがないのでふと思い出した曲だけ。カネコアヤノのライブに何度も行って思うのは、「友達になりたい」。憧れってわけでもなくって、こんなにも心の代弁者、表現者がいるなんてと思う。
ギターの林君の家にバンドセットの皆で泊まった時に出てくる食事の話をいつもしてるのが可愛い...ステーキ食べたとかピザトースト食べたとか、そういうたわいもねえ話をしたい。
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以上、ねぐぼー的ベストアルバム2018でした。
曲のこと言ってないじゃんっていうのは大目にみてやってください。
これを読んでくれた人の今年愛した音楽も聞きたいな。
好きなものについてまとめるって最高じゃんって思ったので、このくらい砕けてまとめていきたいと思った。さよなら。
発想をつかむには集中力はいらない
1つのことだけを没頭して飽きもせずに完ぺきにこなす人間がいるのだろうか。
人間は飽きというものがあるし、疲れもある。だからこそ単純作業は機械にとってかわられている。
今回はこちらの本を読んで感じたことをまとめています。
森さんの話では、飽き性なひともいるしそうでない人もいる、と言っていたが、僕は人間はその一つの事象に対しての我慢できる許容範囲の時間の長さが人によるだけであって、どんな人でも時間軸を長く見つめれば飽き性なのではないかと思う。
どれくらいの比率で飽き性な人がいるのかTwitterでアンケートを取ってみた。
37人が投票してくれて
70%が飽き性
30%が飽き性ではない
と答えてくれた。
7割が飽き性であると答えて、やはり多くの人はひとつのことをずっとこなすことを得意としていない。
でもそれでいいのだ。
そう本書では教えてくれる。潔く飽きてしまおう。
森さんはその典型であり、小説を書き、工作をして、庭仕事をする。そして小説に戻る。という生活をしているそうだ。
多数のひとは作業の合間にはなにもしないという行動をとるだろう。または動画をみたり、ご飯を食べたり、昼寝をしたりなどのことだ。
森さんの生活から、本来の「休憩」と呼ばれる時間でとる行動が違うため差が生まれるのではないかと考えた。
クリエイティブな人は作業の合間に、やりたいことがあるのだ。なんとなく時間をつぶすのでなくやりたいことをやっている。そこが生活スタイルとして違うし、どんどん相互的に生かされる部分が増えていくのかなと感じた。
発想を得るためには常に何かを抽象化させたことを考えながら、ほかの事柄と組み合わせることが重要で、そのためには自分自身たくさんのことをこなして相互に活かせる部分を見つけられるといいねっていう意味だと思います。
その際に1つのことばかりやっていても新しいアイデアは生まれないよねって意味で集中力はいらないって言ってるんですね。
以下、 本の中で特に重要だと思った部分のピックアップです。
①自分の頭でかんがえろ
情報の多くは、伝聞である。自分で事実を確かめたわけではないものが多い。
その場合、複数の情報源に触れて、そこに挙げられている数字を比べるのが一番無難。
また、情報をどう加工して、自分の頭に入れるのかが重要。これを自分の力で模索する。
→自分の知識や理屈と照らし合わせて、整理したり推測したりする。
→まずは自分の知識と理屈を持つ必要性。
②客観的視点の大切さ
自分の意見が多数と違うと認識している少数派のひと(以下少数派は認識できている人と定義する)は多視点な価値観を持つ。なぜなら多数派の意見を客観的に思考し、天邪鬼に捉えられているからである。
立場の違う人間を尊重する気持ちが自然に芽生える。
多数派に入ろうとするひとは、多数派であることに価値を感じている。そして外れたひとを非難することで自分を相対的に多数派であると自覚させる。
反対に、少数派は意見は違って当然であり、違うからこそ議論できると考えている。なぜなら違う意見をぶつけることでより良い結果になると知っているため。
③簡単に断定をするな
自分の思考を一つにまとめようとするのは怠惰。
賛成も反対も両方の意見をもったまま、保留しておく。
新しい情報が入ってくるたびに柔軟に意見を修正する。
常に影響を受けようと積極的に耳を傾けることが大事。
④売れないのを人のせいにするな
多くの作り手は、自分の商品はいいものだと信じ切って、売れないのは宣伝が足りないからだと考えている。
しかし今の時代は求められる商品を出せば必ずある程度は売れる。宣伝に力を入れずとも、情報が早く広く伝わる社会が実現しているから。
森さんは自分の商品に自信はなく、ニーズに応えて商品を作っているだけだそう。
需要がないものを作って嘆いていても、誰も助けてくれませんもんね・・・。
⑤集中と習慣
何かに没頭するスイッチは、パブロフの犬のように条件反射なみに体に染みつかせてみる。ほかに何も意識しないでいい環境をつくる。
大学受験では毎日10時間ほど勉強していたが苦じゃなかった。場所を選び、音楽を決めてハチマキを巻いて、習慣化していたからだったのだろうか。
作業をする際はサクッと作業以外のことに気が散らない環境を作ることが大切。
⑥好きか嫌いかで動くな
仕事や勉強が嫌いなら、嫌いなままやればよい。
なぜならやる気はやり始めれば自然に出てくるため。エンジンが次第にかかるようなもの。
やらないと困るならまずやれば良いし、困らないならやらなければいい。
わざわざ好きか嫌いかを考える必要もなく、自分をだますこともしないで良い。
人間は苦しいことでも将来の利益のために動くことができると再認識するべき。
⑦発想は集中では浮かばない
発想は、出そうとせずに気にかけているものを一日一回思い出すくらいの気持ちで、色んなものに対してゆるい関連で結びつける。何も考えずにパっと思い浮かぶことはないという言葉の通り。
アイデアが一旦思いつけば、あとは作業だからゴールに向かって追い込む。ある意味ゴールは見えているため、一気に追い込んでやって作業が雑にならないように、むしろ丁寧にする。
⑧〆切を理由に粗をかくすな
時間的余裕は、仕上がりの完成度に影響する。冷静になり客観的評価をくだす時間があるのはとても重要だ。
〆切ぎりぎりで提出すると多少の粗には目をつむってしまい、ベストとは言いがたいものが出来上がる。
現在ウェブメディアを作っておりインタビューした記事を書く過程で強く感じる。締め切りまでにどれだけ質を高めて出せるかは時間的余裕が非常に関係する。
⑨成功者のまねをする前に、自分のできることで試行錯誤を繰り返せ
成功者は誰よりも早く新しいものを生み出したひとである。
なぜ成功したかというとあらゆることを検討し、既存のものに集中せず、柔軟に対処したからだ。
分散させた思考の結果、アイデアが生まれそこでうまれる作業に没頭したから成功したのだ。ここの作業の部分を、一つのことに集中してやった結果成功しているとピックアップされているから、一生懸命一つのことをやっていればいつか成功すると考えるひとがいるのではないだろうか。
憧れのひと、その人の方法論に模倣しているだけで試行錯誤していなければ成功することはない。ニュースピックスの川谷絵音が言及していたことがやっと理解できた。
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集中力はいらない。タイトルにつられて読みましたが面白かったです。
要は本気で向き合うものを何個も作り、飽きたらほかのことをすることで周り回ってつながってアイデアが浮かぶかもしれないって話ですね。
集中は必要だけど、同じことばっかする集中はいらねえぞ!というメッセージで、集中する場面と分散思考をする場面を意識的に切り替えられるひとになれるといいですね。
そうやって言える親になろうと決めました。
それでは。
女の子が可愛くなる撮り方まとめ
Youtuberを見る範囲がファッション界隈からカメラ界隈に広がってきているねぐぼーです。
中でも友人のすすめでサンセットスタジオTVさんをよく見ています。
明るく面白いトークを展開しながらも確かな技術をわかりやすく伝えてくれるダイスケさんが素敵すぎて、すぐにファンになってしまいました。
ヘアメイクアーティストのちゃんまりさんは動画内でモデルをよくしていて綺麗な方です。またプロ素人のじょんじさんの存在が視聴者の心のハードルを下げてくれます。
キャラが立っていて本当にいいスタジオだなと憧れます!
そんなサンセットスタジオさんのこちらの動画が今後の撮影で使えそうだったため、備忘録としてまとめておきます。
女の子が可愛くなる撮り方教えます屋さん。【SONY α7III】
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①自然なポーズと表情を歩き方で引き出す。
普通に歩くとすこし意識してしまい、体に力も入ってしまいます。
そこであえてかかととつま先をくっつけて歩いてもらうなどして歩きづらくさせると効果的。
カメラマンを意識する前に、自分で精一杯なため、自然な雰囲気が撮れるそう。
モデルさんがナチュラルに自分の世界に入れるような仕掛けを用意しておくと良いんですね◎
自然な表情とポーズを引き出すのもプロへの道です・・・!
②振り向き写真をきれいに撮る
何かに焦点をあてるのでなく、ぼーっとしながら振り向いてもらうと少し気の抜けた表情が撮れます。
何も意識しなかったら半目になりやすく、意識しすぎてもぎこちない振り向きになるんですよね。
回転するような撮影では連射モードがおすすめだそうです。
あとでベストショットを選びましょう!
また髪の毛が顔にかかることで小顔効果も得られるそう。
女の子にとっては重要ですね◎
③寝転んでもらう
階段やベンチなどで寝転んでもらう場面がありますよね。
その時には鼻の穴を意識するべし!とダイスケさん。
鼻の穴が丸見えだと撮られているほうも気になりますし可愛くないですね。
また、上目遣いを引き出せるように少し上から撮ることも実践してみましょう!
女の子の上目遣いはまるで別人になるほど印象が変わって見えますよね。
脇を開けて撮るとまたスキが出て、自然な雰囲気を演出することができるそうです。
今度の撮影でやってみよう!
④壁にもたれかかる
壁にもたれかかってもらう写真を撮るとき、意識しないと思い切り頭をもたれかけがち。
そうすると後頭部がつぶれてしまって、あごの形も悪くなってしまいます。
もたれるのは肩甲骨までと決めると、頭部分がきれいに撮れますし、ポージングとしても美しく決まっていますね。
⑤恥ずかしさを払しょくしてあげる
カメラマン自ら恥ずかしい行動をしてあげることで、モデルさんにリラックスしてもらうそうです。
ダイスケさん渾身の変顔!笑
普段撮られなれていないモデルさんを撮ったり、ポージングをしたりすると緊張するもの。
カメラマンから働きかけて、緊張をほぐすのも大きな仕事だと再確認しました!
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以上サンセットスタジオさんの動画のまとめでした。
明日ちょうど女の子を撮る機会があるため、試してみようと思います!
技術を意識的に使えるようになりたいものです。日々プロの方からアドバイスを貰える今の時代って本当にありがたいですね。
よければ最後にサンセットスタジオさんの動画を見てくださいね◎
読んでいただきありがとうございました。
それでは。
女の子が可愛くなる撮り方教えます屋さん。【SONY α7III】
カネコアヤノ アコースティックギター弾き語り神戸
旧グッゲンハイム邸のために神戸に来た。
カネコアヤノのライブが無かったら、行かなかったかもしれないなと思いつつ、高速バスに乗る。アーティストって歌で生活に影響与えるだけじゃなくて、こうやって新しい場所も教えてくれたりする存在なんだな。
神戸は、少し都会だけどあまりうるさくない。服装も落ち着いた人が多いけど、大阪から過激ファッションの人がごくたまに流れてきている印象。遊びに来るかと言われると疑問だけれど、住むには丁度いいのかもな。小洒落たカフェがちらほらとあるが、美味そうなグリル屋さん、餃子屋さんが目立った。Googleで調べるとどうやらカツ丼が美味そうな。ライブ終わりに寄るとする。個人経営で頑張っている店が多い街は、いい街だよね。
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カネコアヤノは弾き語りだ。弾き語りはカネコアヤノだ。
そう言わざるを得ないほどバンドセットより、はるかに良かった。
バンドセットが悪いんじゃなくて、弾き語りがはるかに良かっただけ。カネコアヤノはやはりしっとりと歌い上げる方が引き立つ。一挙手一投足が美しく、アコギの弦をなぞる時に出る音がたまらない。トーク中にアンプをいじり続けるところも愛らしい。
あんまりトークが得意ではないのかな、と思わせるけれど、アンコールでの商品紹介では饒舌になる。雑談は苦手だけど、自分が何を考えてるのかとか、何が好きなのかっていう話はいくらでも出来るのかな。自分の言葉を文字に落としてメロディーにのせるのがあっているんだろうなあ、と感慨にふける。
カネコアヤノの表現方法は音楽だから、音楽を聴くべきだ。と言わんばかりの怒涛の曲、曲、曲。
デザイナーの山本耀司さんが、パリコレのランウェイ後にインタビューにて、テーマを聞かれると「服で表現してるのに何を見てたんだ」と言った話を思い出した。
一介の素人が言葉に落とすのなんてかなり無粋なのかもしれない。だけれど、自分の感じたことを表現するのはブログだから。許して欲しい。
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旧グッゲンハイム邸でのライブは、海沿いで、電車の音が聞こえてくる雰囲気が好きなのだそう。なぜか、カネコアヤノがトークしているときに、電車の音が重なった時に、生きてるんだなと感じた。誰も飾ってない空間でありのままを感じさせてくれた。
豪華に電光ギラギラさせたり、炎をふいたり、キラキラを噴射したり、早着替えしたり…色んなパフォーマンスがあってもいいけれど、僕はこのアーティストの声を聴きに来た。
ギターとマイクがあれば成り立つし、それ以外は何もいらないと言わんばかりのシンプルさ。これがカネコアヤノのライブなのだ。
お客さんも、ライブを楽しみに来た、口ずさみにきた、というよりは聴きに来た人なんじゃないかと思う。声に出して一緒に盛り上がるのもいいけれど、そうじゃない。そこがいい。
朝になって夢からさめて、きみを知りたい、ホームシックナイトホームシックブルースをやってくれたのが嬉しかった。新曲も良かったけど、語感がいいばかりでストーリーがなかった。次のアルバムはどうなのかな。
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最後に質問あるひといますか?
って聞かれて何も言えなかったけれど、よく考えたらたくさん聞きたいことはあった。
手あげれば良かった。
パッと聞かれて出てこないのが質問だよな。
今聞かれたらなんて聞こう。
友達と何して遊ぶんですか。
って聞きたいなあ。
夜の街で
友人の待ち時間で夜の街に1人。
アコースティックギターの音が爽やかに突き抜け、酔いつぶれの叫ぶ声から守ってくれるように切なくかすれた声が耳に入る。
周りには酒を飲んで潰れた女子大学生とそれをデレデレしながら介抱する男子大学生。そんなしょうもない光景に辟易していたところに、突然あらわれた。
演奏している横に書かれたTwitterアカウントに飛ぶと、イーグルスのベスト盤をリツイートしていた。最近、喫茶店で流れていた渋くてかっこいいと思って探した音楽だ。こんな所でリンクするのかと驚きながらもニヤける。
ギターケースにコインを入れるのは、黒人の男性と白髪が目立つようになったおばあちゃん。共通しているのは、人が全身で表現していることにお金が払える心の余裕だろうか。これまで僕がしてこなかった行為だ。
だが、それも今日で終わろうとしている。初めて路上ライブでCDが欲しくなったのだ。遠目から目を凝らす。1000円。
メジャーデビューしているあのアーティストなんて3000円で売っているのに、こんなにも魂がこもった音楽が、1000円。
つくづく芸術っていうものはお金で判断出来ないなと感じる。少なくとも、僕にとってホイップクリームの沢山のったパンケーキより安いなんて信じられなかった。
友人のもうすぐ着くというLINE。このライブを見れるのもあと数分か。
友人も気に入ってくれるといいな。家で一緒に聴こうぜ、たった今お前を待っている間に最高のアーティストを見つけたんだ。
友人とお酒を酌み交わしながら流れる音楽には値段なんてつけられない。本当に最高の夜だった。
路上アーティストを笑う奴に、一生分からない、最高の夜。
広島のドライブスポット世羅高原に行きました。
どうもねぐぼーです。
カメラを持つまで花なんて興味がありませんでしたが、不思議なものですね。広島県で有名な世羅高原のひまわり畑を見に行きました。
ふらっと寄ったカフェと共に感想をまとめました。
「おへそcafe & bakery」
おじいちゃんの家に帰ってきたような場所にある、古民家のカフェ。
靴もしっかり玄関で脱いで、座敷に座って食べます。周りには何もないのに、とてもお客さんが来ていました。予約をしないと、なかなか入れない人気店なようです。
和室もいいなと感じざるを得ない素敵な座敷。かなりオープンで沢山の人が座れそうでした。子ども連れの若いご夫婦や、大学生が多い印象。
お店で初めて食べるパエリア。
2人前と書いてたけど、ボリューミーです。
世羅高原に行く前にはここで腹ごしらえをするのがオススメです◎
他にもポツポツとお店がありそうだったので、秋のダリアを見る時に違うお店に寄りたいです。
公式サイト 予約必須です
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おへそcafe&bakeryから車で20~30分ほどで世羅高原に着きます。
入場料は800円。
お花畑に行く、という経験が初めてでどんなものか全く想像がつきませんでした。でしたが、
予想以上です。
花に囲まれていると幸せな気分になりますね。花を見に来ている人に悪い人もいませんから、それはもう良い空間でした。
4人のカメラ好きで行ったのですが皆、いい写真を撮ることに貪欲でした。シャボン玉、ラムネ、麦わら帽子…小道具があると写真撮影って幅が広がって楽しいです。
夏の主役
シャボン玉をふいていると、女性二人組の方が、撮らせてくださいって話しかけられました。僕もシャボン玉があってひまわり畑に飽きなかったので、オススメです◎
2、3時間ほどどっぷりとひまわり畑にのめり込み、写真を撮りました。こういう時にカメラ好きと行くと何も気にしなくて楽でよくて、ずっと楽しい。社会人になっても、カメラ好きのコミュニティにいたいなと感じさせてくれる時間でした。
さすがにいい天気の下でずっと写真を撮っていたため、少しダウン。アイスクリームを最後に食べて、ゆったり。至福のひととき。
お土産にひまわりの油なんてのも売っていました。今は必要なかったから買わなかった。
花が変わるごとに、商品も変わるんだろうか。そこが一番気になった。
世羅高原公式サイト
それぞれの季節で期間が決まっているので、しっかりとチェックして訪れましょう。
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いかがでしたか?
世羅高原はとても広くて、ぜいたくな散歩でした◎ デートにもよし、撮影にもよし。気軽に行けるような場所で、季節ごとに行ってみようかなと思いました。
ただ暑くてあつくて、飲み物だけは持参した方がいいかなと思いました。のどが乾くと一気に花なんて見てる場合じゃなくなるので。
日傘もあると便利ですね。
それではまた。
夏のお気に入り
大分の穴場インスタ映えスポット、玖珠町の伐株山。
どうも、地元愛はあまりなく渡り鳥タイプのねぐぼーです。
そんな僕が今回、地元のオススメスポットを紹介します。昔から地元の人の心の拠り所、伐株山(きりかぶさん)。
町を一望できるこの場所は、何度も登っては自分たちの住む街を指差し、思い出話が始まる素敵な場所です。
伐株山は玖珠ICから車で20分ほど。
高速道路で来れますのでアクセスは良好です。
そこで、僕なりに見どころをまとめてみました。
①車道を通って山頂まで行ける。
頂上にはちゃんと駐車場もあります。中には歩いて山を登る姿も見れました。
僕も中学や高校の時は、歩いて登ったものです。
晴れた日には美味しい弁当を作って、山の頂上で食べるだけでも楽しいです。
休日にはスイーツを売りに来ることも
②カフェが出来た
最近カフェが出来て、山頂でもゆっくりすることができます。
見晴らし最高
皆で仲良く靴を揃えて
昼間はとても暑かったため、こんな場所があると嬉しいですね。
③ハイジのブランコと呼ばれてる
メインはなんと言ってもブランコ。
Instagramでも#アルプスの少女ハイジ なんてタグが付けられてます。
山の上で長いブランコに乗りながら過ごす時間はとても爽快です。
撮りあいっこしてました。
④山頂が平らなので見渡しがとても良い
山の上から見下ろす街の景色もとても綺麗です。
稲穂が実る季節はまた別格
友人の後ろ姿も様になる
でも伐株山は、頂上がかなり平らなため、山の上自体も綺麗に見えます。
この木なんの木みたいな気分
山の上って感じしないでしょ
パラグライダーさんも景色に一役買います
⑤広いのでボール遊びも出来る
広い公園のようなこともできます。
丁度真ん中に広いスペースがあるため、ボールやフリスビーなどを持ってきて遊ぶ親子連れの姿もありました。
子供は嬉しいだろうなこういう自然の場所
僕が子供だったら何時間でも遊べます。
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いかがでしたか?
玖珠には他にも、文化財に指定されている機関庫、夏場は龍門の滝などサラッと回るには丁度良い町です。
友人、恋人、夫婦、親子連れなどどんな世代の方も来ているのが印象的です。
地元人からすると、わざわざ来てくれることが嬉しいです。こんなに人がいる伐株山は見たことがなくって驚きました。
週末にドライブで訪れてみてはいかかでしょうか。
それではまた。