初めての女性ポートレートで起こる注意すべき10点!
こんな人に向けて書いています。
・女性のポートレートを撮るのが初めてだから何に気をつければ良いかわからない。
・撮影中、話が続かなかったらどうしよう。
・とりあえず緊張する。
どうも、ポートレートを撮る時は、ほとんど男友達と遊ぶときに、わがままを言って撮らせてもらってばかりのねぐぼーです。
先日、後輩にポートレートを撮って欲しいと言われたため、協力することに。
女性のポートレートは本当に慣れていないし、なんならちゃんと相手を綺麗に撮るということが初めてだったためとても緊張しました。
その中で得た経験を意見と改善案を交えながらまとめてみましたので良ければ参考にしてください。
注:ここではカメラマンとしての作品撮りという意味ではなく、あくまでモデルが綺麗に撮ってほしいという意図での撮影を指します。
①出来れば下見、周る順番を決めておく
場所の下見をして、どんな順番で周るか大体きめておいた方がいいでしょう。 目的地があやふやだと気を遣ってしまい、撮影に集中できないためです。
絵になるような場所に遠出するのであれば良いのですが、僕は近所の道で撮ったため、いくらか場所を選ぶ必要があるなと感じたためです。
②顔にピントがあってるか細心の注意を払う
家に帰って編集する時、明るさの問題や背景の問題は編集ソフトで大体カバーできますが、顔にピントがあっていないと、それだけでポートレートとしてはダメになってしまいます。(モデルさんが満足しないという点で)
モノを持たせて撮る場合、AFでモノにあってしまう場合があるため注意。
後ろをボカすためにF値をかなり開放させていたため、手持ちのアイテムにピントがあう可能性があります!
③シャッターをいつもより多く切る
表情を逃さずに撮るには、一枚ずつ大切に撮る気持ちは必要だけどハイペースでシャッターを押すべき。口の動き、目の開き具合によって表情の見え方が違います。
また、下から上から撮るだけでも見え方が変わります。
家に帰って編集しているとき、もっと撮っておけば良かったとどうせ後悔するため、後悔の入るすきがないほど撮っておきましょう!
④顔の光の当たり方を意識する。
顔が影になっていると暗い印象になります。
木漏れ日は顔に光が当たると明るい印象になりました。
・逆光 光で華やかな雰囲気が出る。
・順光 ハッキリとした写真になる。
・木漏れ日 光が軽減し柔らかくなる。
と感じました。
⑤人、車がいない時間、場所を狙う。
背景にヒトや車が通ると気が散りますし、主役である女性が引き立ちません。また観光地であれば、昼過ぎなどは人が多いため気を遣う場面が多くなりそうです。
出来るだけ朝など人がいない時間を狙ったほうが良いでしょう。
⑦髪型に注意
前髪が少しでもずれていたら、どんなに表情が良くても女性は嫌がります。崩れていたら臆さず声をかけましょう。
また、髪を前に出すか後ろに流すかで顔周りの印象が変わります。
試行錯誤しながら何が一番良く見えるかをモデルさんと話し合いながら撮ると良いでしょう。
⑧予習をする
予め、女性のポートレート写真を撮っている方の写真を見て、構図や場面の勉強をして撮れる幅を広げておくと良いでしょう。
Instagramで可愛く撮れている写真を集めて勉強しました。
いざ現場に行くと、会話をしながら歩くため、前もって準備しておかないと構図がパッと思いつくことはほとんどありません。
こんな構図で撮ろう!と意気込んで行くと満足のいく撮影になるでしょう。
⑨まずはゆっくりと話してみる
沢山言ってきましたが、イイモノを作ろうと肩ひじ張ると、モデルも顔が固くなります。
久しぶりに会う友達でも、序盤は緊張するもの。ましてやモデルさんとの撮影はもっと緊張します。
撮影後半くらいから話も弾んで、モデルさんも自然な笑顔になりました。
ゆったりと楽しみながら撮ることを忘れずに!
⑩自信をにじませて撮影する
カメラマンが自信を持って撮影しないと、モデルに不信感を抱かせます。信頼となっていい表情が出せます。
ときどきこんなにいい写真が撮れてるよ、と見せてあげると安心したりします。編集でもっと明るくすれば顔も明るい印象になって大丈夫だよ、と自信を持って言うようにしましょう。
顔出しは出来ないので後ろ姿だけ。
初めてのポートレートでしたが喜んでもらえて良かったです。
もっともっと上手く撮れるように研究していきたいものです◎