やさしい生活

日曜日の昼下がりみたいな場所にしたい。

初めての女性ポートレートで起こる注意すべき10点!

 

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こんな人に向けて書いています。

・女性のポートレートを撮るのが初めてだから何に気をつければ良いかわからない。

・撮影中、話が続かなかったらどうしよう。

・とりあえず緊張する。

 

どうも、ポートレートを撮る時は、ほとんど男友達と遊ぶときに、わがままを言って撮らせてもらってばかりのねぐぼーです。

 

先日、後輩にポートレートを撮って欲しいと言われたため、協力することに。

女性のポートレートは本当に慣れていないし、なんならちゃんと相手を綺麗に撮るということが初めてだったためとても緊張しました。

 

その中で得た経験を意見と改善案を交えながらまとめてみましたので良ければ参考にしてください。

 

注:ここではカメラマンとしての作品撮りという意味ではなく、あくまでモデルが綺麗に撮ってほしいという意図での撮影を指します。

 

①出来れば下見、周る順番を決めておく

場所の下見をして、どんな順番で周るか大体きめておいた方がいいでしょう。 目的地があやふやだと気を遣ってしまい、撮影に集中できないためです。

 

絵になるような場所に遠出するのであれば良いのですが、僕は近所の道で撮ったため、いくらか場所を選ぶ必要があるなと感じたためです。

 

 

②顔にピントがあってるか細心の注意を払う

家に帰って編集する時、明るさの問題や背景の問題は編集ソフトで大体カバーできますが、顔にピントがあっていないと、それだけでポートレートとしてはダメになってしまいます。(モデルさんが満足しないという点で)

 

モノを持たせて撮る場合、AFでモノにあってしまう場合があるため注意。

後ろをボカすためにF値をかなり開放させていたため、手持ちのアイテムにピントがあう可能性があります!

 

 

③シャッターをいつもより多く切る

 

表情を逃さずに撮るには、一枚ずつ大切に撮る気持ちは必要だけどハイペースでシャッターを押すべき。口の動き、目の開き具合によって表情の見え方が違います。

また、下から上から撮るだけでも見え方が変わります。

 

 

家に帰って編集しているとき、もっと撮っておけば良かったとどうせ後悔するため、後悔の入るすきがないほど撮っておきましょう!

 

 

 

④顔の光の当たり方を意識する。

顔が影になっていると暗い印象になります。

木漏れ日は顔に光が当たると明るい印象になりました。

 

・逆光          光で華やかな雰囲気が出る。

・順光          ハッキリとした写真になる。

・木漏れ日   光が軽減し柔らかくなる。

 

と感じました。

 

 

⑤人、車がいない時間、場所を狙う。

背景にヒトや車が通ると気が散りますし、主役である女性が引き立ちません。また観光地であれば、昼過ぎなどは人が多いため気を遣う場面が多くなりそうです。

 

出来るだけ朝など人がいない時間を狙ったほうが良いでしょう。

 

 

⑦髪型に注意

前髪が少しでもずれていたら、どんなに表情が良くても女性は嫌がります。崩れていたら臆さず声をかけましょう。

 

また、髪を前に出すか後ろに流すかで顔周りの印象が変わります。

試行錯誤しながら何が一番良く見えるかをモデルさんと話し合いながら撮ると良いでしょう。

 

 

⑧予習をする

予め、女性のポートレート写真を撮っている方の写真を見て、構図や場面の勉強をして撮れる幅を広げておくと良いでしょう。

 

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Instagramで可愛く撮れている写真を集めて勉強しました。

 

いざ現場に行くと、会話をしながら歩くため、前もって準備しておかないと構図がパッと思いつくことはほとんどありません。

こんな構図で撮ろう!と意気込んで行くと満足のいく撮影になるでしょう。

 

 

⑨まずはゆっくりと話してみる

沢山言ってきましたが、イイモノを作ろうと肩ひじ張ると、モデルも顔が固くなります。

久しぶりに会う友達でも、序盤は緊張するもの。ましてやモデルさんとの撮影はもっと緊張します。

 

撮影後半くらいから話も弾んで、モデルさんも自然な笑顔になりました。

ゆったりと楽しみながら撮ることを忘れずに!

 

 

⑩自信をにじませて撮影する

カメラマンが自信を持って撮影しないと、モデルに不信感を抱かせます。信頼となっていい表情が出せます。

ときどきこんなにいい写真が撮れてるよ、と見せてあげると安心したりします。編集でもっと明るくすれば顔も明るい印象になって大丈夫だよ、と自信を持って言うようにしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

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顔出しは出来ないので後ろ姿だけ。

 

初めてのポートレートでしたが喜んでもらえて良かったです。

もっともっと上手く撮れるように研究していきたいものです◎

 

 

福岡の穴場、柳川観光をして感じた特徴7つ

 

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福岡に寄るときは、いつも博多駅周辺や天神をブラブラして飲み屋やラーメンを食べるくらいで福岡観光ということはしてなかったため、柳川という場所に行ってみました。

 

オシャレな街博多とはうってかわって、とても落ち着いており、風情のある街で満足のいく観光でした。

 

その中で感じた特徴を7つまとめていきたいと思います。観光の際に参考になれば幸いです。

 

 

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博多駅からバスと電車で1時間10分、西鉄柳川駅で降ります。
見渡しの良い田園風景が楽しめる鉄道もとても良いです。

 


①昼ごはんはうな丼が有名。
柳川のうなぎは全国的にも有名だそうで。
川下りの途中でこの川にもうなぎが生息してるんですよと言ってました。

 


だけど別にこだわりがなければ天神あたりでラーメンを食べるのが個人的なおすすめ。(貧乏大学生なもので)
昼下がりにゆったり回れるし、食べたあとに行っても良かったですよ。

僕の行ったお店は赤のれん。

 

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醤油とんこつでここは豚骨が強め。
麺が平打ち麺でスープがよく絡んでとっても美味しいんです。

 

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炒飯もスープと相性が◎
先に出されてもラーメンを待って一緒に食べるのが玄人の食べ方。

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680円とは思えない満足度でした◎


②川下りの会社は数社ある。
僕が乗ったのは水郷柳川観光株式会社。

 

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柳川駅から徒歩5分ほどでした。ここはメニューが1時間コースのみで大人1500円でした。
※ウェブ予約をすると10%オフになるそうです。→http://kawakudari.com/wp/m/coupon.html

 

 

中には30分メニューがあったり、料金も違ったりするため、目的に応じて会社を選んでいきましょう。
ただ1時間って長いなと思ったんですが、とても楽しく、あっという間だったので急いでない方は1時間をオススメしますよ!

 


③船頭さんによって雰囲気が変わる
僕の担当になってくれた船頭さんは、どうやら川下り界ではまだまだ若手なようでした。

 

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キュートな笑顔

 

先輩達には敵いませんが、一生懸命頑張ります、と自虐ネタを交えながらのお話は親しみやすく楽しかったです。歌をうたってくれたり、とてもサービス精神が旺盛でした。

 


1度来たことがある友人も、今日の船頭さんは大当たりよ!!と言っていることからも分かる通り、最高でした。


お客さんの反応も良くてとても楽しい時間が過ごせました。

 

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鳥や亀がたくさん顔を出してくれていることも良かったです。

 

 

④夏は昼間が狙い目。

夕方以降の涼しくなってからお客さんが多いらしい。夜はライトも付いたりして幻想的になるそう。

デートに良さそうです。

僕らは男二人で何も考えてなかったため、夏の真っ昼間に乗りましたが、スイスイと乗れてラッキーだったのかも。


僕が乗った船では偶然10人ほど乗っていたけど、夏の昼間にそんなに乗るのは珍しいそう。狙い目かもしれません。

 

 

⑤夏の昼に乗るなら、笠を借りた方が良い。
入口で100円で貸出を行っていましたが、いらないだろうと思ってそのまま乗りました。

 

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ググっと雰囲気が出ます


予想以上に炎天下で日陰がない中、進むのは暑かったです。

 

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500mlペットボトルに水を入れて冷凍したものが無料で配られる配慮がとてもありがたかったです。これが無かったら川下りどころじゃありませんでした。

 

 

 

⑥水上マーケットがある
半分地点ほどで、アイスクリームやドリンクを売っている水上マーケットがあります。

 

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少し高いですが、船の上で味わうアイスクリームは夏の暑さもあいまって格別でした。

 

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あまおうソフトと悩んでバニラに


ビールを頼む人もいて、なんだか皆でパーティしている気分になり、船の一体感が楽しかったです。

 

 

⑦帰りの無料送迎バスがあった。
1時間も川を下ると駅から離れます。
徒歩で35分ほどかかりますが、しっかりと帰りのバスがあったため、ありがたかったです。ただ、時間が曖昧だったため1つ乗り過ごしました。
30~40分ごとに出るため、その場を離れずバスを待つことをオススメします。

 

☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆

 

いかがでしたか?

柳川は福岡市内から離れていますが、とてもゆったりできる素敵な街でした。

福岡観光の際はぜひ訪れてみてください!

 

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女くどき飯から見る、さり気ない男の会話術

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どうも、女性とのサシメシの機会がなかなかないねぐぼーです。

 

 

この記事は

・女性とあまり食事に行ったことがなく緊張する…

・どんな会話をすればいいの?

・女性からみたスマートさってなに?

という人に書いています。

 

 

女くどき飯というドラマをAmazonプライムでタイトルが気になってしまって鑑賞したところ、貫地谷しほりの演技が抜群で、お決まりの構成が心地よく、内容もとても身になるものだったため、まとめてみました。

 

 

 

女性経験があまりない男性諸君、この記事を読んで、少しでも参考になればと思う!

 

①ハイスペックリーマン男

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大変だね

大変でしょ

逆に大変じゃない?

誰しも程度の差こそあれ、生きていくのに苦労している。おしゃべり好きな女性には絶好の誘い文句なのである。傾聴力がある男はとても魅力的だと感じる。自分にどんなに大変なことがあろうとも、愚痴るのではなく、相手の大変な気持ちをしっかりと受け止めてあげることが大事なのではないだろうか。

 

そして最後に「守ってやる」でトドメを指すのだ。

守るは言い過ぎにしろなにか力をになる姿勢を見せることで献身的な姿勢がアピール出来る。

味方であると示すことで、心の信頼がつもるのだ。

 

②熱すぎる起業家の卵男

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イケメンは減点方式に比べ、非イケメンは加点方式。

家族思いな点や、子供好きな点をアピールすることで未来の旦那候補に名乗りをあげる。

大人の女性にとって、大切なのは顔ではなく、自分の家族や子供を思いやれる優しい人かどうかなのだ。

ただし、会話の中に偉人の名言や、自己啓発本に載っているような言葉をあたかも自分の言葉であるように語ることはNG。口ばかりが達者で中身が無い男だなと感じてしまうからだ。

 

③二十歳リア充イケメン大学生男

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お店に慣れてない、年上の女性とは初めて、などと不慣れなことをアピールすることで多少のミスを大目に見てもらえる。

 

ただし若い子との対比は危険。それが褒め言葉であろうと年齢差を感じてしまう。良かれと思っても褒める場合は、相手の女性ならではの良いところを他の人と比べずに褒めよう。

 

④こじらせエリート歯科医男。

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女性は褒められるのがとても好きな生き物である。それゆえ、褒め言葉には敏感でシビア。

褒める時はシンプルに褒めるべき!

 

下手に

「痩せたら、可愛い」

など変な枕詞を乗せないこと!!

 

⑤バブルでダンディーおじさん

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聞き上手な男は、二種類いる。

ただ愚痴を聞くだけの男と巧みに話を引き出し、味方として強く共感してくれる男だ。

 

愚痴には本人以上に腹を立て、よかったことには本人以上に喜んでくれる反応は、とても心地が良いものだ。

 

 

また沢山の味が少しの量でたくさん食べられるのは女子は嬉しいようだ。

パスタを食べに行くといろんな種類をシェアする女子がいると思うが、その類だと思われる。

 

⑥地獄沼系おしゃクソイケメン

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男から先にお腹がすいてると言われると料理頼みやすくなる!

メニュー開く前からあんまりお腹減ってないとか言うと、頼みづらくなるからやめて欲しいとのこと。男子よりがっつくのはダメかな…と気を遣う女子が一定いると思うため、この一言は効果的である。

 

大皿できたものを取り分けるサービスがあるお店は嬉しい。どっちが取り分けるか気を遣うから。

 

なんとボディタッチは、相手に異性として見させる力がある。しかし、親密な相手か好意を抱いている人以外のボディタッチは嫌悪感を抱く女子も少なくない。

最も安全かつ効果的なボディタッチは、コート越しの背中ではないだろうか。店に入る時や出る時、さりげなく触れても不自然ではないし、むしろジェントルマンとして演出できる。

女子は分厚いコートの上からでもあなたの好意を感じ取ることが出来る、敏感な生き物なのだ。

 

 

⑦イケメン韓国人留学生

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料理を取り分けてくれるさり気ない優しさも王道だけど、やっぱり出来る人は好印象に映る。(ただし個人的には自分の分は自分で取りたいという女子も一定いると感じる)

 

 

優しい男子にはやはり惹かれてしまう。

ただし、本当の優しさとは父性みたいなものだ。女子の為に、おしゃれなレストランを予約したり、バスソルトをプレゼントすることではない。全身全霊で女子を守り抜く父親のような強さなのだ。

 

 

 

⑧恋愛コンサルタントの関西出身男。

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関西弁だが、仕事の関係であまり話してないんですと言いながらも、会話が弾んでくると関西弁丸出しの常套手段。あなただから出てしまったという限定手法も使っており効果はテキメン。

 


コースの途中で、お肉やフォアグラを焼くという体験ができるお店も楽しそうだった。ただ食べるのではなく、少しであれば自分たちで作業が入る料理も同じ体験が出来て楽しい時間が過ごせるだろう。

 


生涯現役を貫くのは大変だが、歳をとって分かる旨みもある。大人にとって美味しいお酒と美味しい料理は恋を盛り上げる最高の味方だ。

これからも適度に嗜みながら会話を楽しめるようなデートがしたいものだ。

 

 

ご飯を大切に作る時間が歳をとるにつれてなくなっていた

 

食べるご飯は適当な炒め物、インスタントラーメン、卵かけご飯のねぐぼーです。

 

 

実家から出て、下宿生活も4年目。

自分の中で食事という時間が、とても簡素的になっていることに気がつきました。

買うものはいつも同じで、たまご、キャベツ、玉ねぎ、じゃがいも、人参と1キロ単位の鶏肉と豚肉。

あとは調味料で適当に味を変えるだけ。

 

 

その味気ない生活にきっかけを貰うべく、友人が企画した、"素敵なお皿に可愛い料理を載せて写真を撮ろうの会"に参加しました。

 

 

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こんな感じにしようと集まりました。

 

 

ごはんは可愛いおにぎりと、おかずとして筑前煮を選択。

いつもなら見た目なんて気にしないし、ましてや色味なんて気にかけてもない。

だからか買い物のとき、新鮮でした。

 

 

筑前煮は、こんにゃくと里芋とごぼうとしいたけと…茶色ばっかりで緑が足りないね。さやえんどうを入れようか」

 

 

さやえんどう、おばあちゃんが何かとおかずに入れていたなあ、なんて考えながらかごへ。お腹にたまらなそうなのに、200円くらいした。普段だったら買わないな。

 

 

他にも、アボカドや鮭、たらこ、梅干し、大葉などを購入。色味があざやかで可愛いものばかりで、これも普段買わない。

かごの中が珍しいメンツで、レジを通すだけでも心が踊りました。

 

 

帰宅して、準備をします。

 

 

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根菜はレンジで熱を通してから


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ごぼうはアクを抜いて

 

 

6人で材料を切ったり、焼いたり、ごはんと混ぜたり、並べたり。こういう会に集まるだけあって、みんな普段から自炊してるんだろうな、役割分担が上手い。

 

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ゆかりと梅はよく合うね。

鮭とチーズと、大葉もいいね。

ごまと塩昆布もかたい。

形は丸いのも作ろうか。

なら四角もいいね。

 

味の相性を確認しながら、色味も考えながら、談笑もして、たのしい。

 

 

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おにぎりは並べると可愛い


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こだわり強め


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しかく、というよりキューブ

 

 

準備に3時間くらいかかってしまって、みんなお腹がとても空いていたため、ハイペースでなくなりました。

けれど、自分たちの手で作って、

食べるのもったいない

って思ったのいつぶりだろう。

 

 

幼い時に作った誕生日ケーキや、手巻き寿司なんかを思い出す。改めて心がこもった料理って美味しいなと思う。

 

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この敷物が個人的MVP

 

 

時間はとてもかかったけれど、そのぶん友人と話すことが出来たし、なにより美味しかった。

噛み締めて食べたという事実が嬉しかった。

 

 

社会人になると、こうやってゆっくり時間をとることが難しくなるのかもしれないけれど、たまにはご飯を大切に作る機会をつくりたいと感じた。

共感できる友達に囲まれていたらまた、こんな集まりをしよう。

ごちそうさまでした。

 

 

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デザートまでぬかりなく

 

 

 

湯を沸かすほどの熱い愛という、親子関係であるべき姿をみた

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Amazonプライム狂のねぐぼーです。

何も無い日には映画の1つでも見たいものです。この日は前から赤く力強いタイトルが気になっていた『湯を沸かすほどの熱い愛』を視聴しました。

 

最近、ドラマで話題だった花ちゃんが出てるし、宮沢りえが主演で、オダギリジョーも…見る前から安心感がとてつもない。

とミーハー心丸出しで見たところ、とんでもない家族愛に満ちた映画で、母親の姿があまりのもかっこよかったため感じたことを4つに分けて残しておこうと思います。

 

 

 1.全力で子供に立ち向かう母親像

〇誰の課題かをハッキリとさせる

同級生にいじめられる長女、あずみ(杉咲花)。

机を蹴られたり、絵の具を制服にたくさんかけられたり、制服を隠されたり…目に見えていじめられている。

 

ここで家族であるならどう接するのが正解なのだろうか。もちろんこれは映画であるし、現実のいじめ問題はもっと複雑であると思うが、母である双葉(宮沢りえ)の心持ちはとても共感できた。

 

外敵から守ろうとするのではなく、あくまで自分の問題は自分から切り開かなくては何も解決しないのだと、強く訴える。
子供は、1回守って貰えれば、自分ではなく周りに頼り、守られなければ周りのせいにしていたかもしれない。
そうだこれは自分の問題なのだと自覚した、させたのです。

この映画ではいじめではありましたが、自分の問題は自分でしか解決出来ないと教える姿勢はとても感銘を受けました

 

〇幸せに大切な貢献感

蒸発して浮気した相手との子供、あゆこを連れ帰った一浩(オダギリジョー)。

あゆこは母に置いていかれ、一浩と暮らしていた日々でしたが、突然見ず知らずの家族に迎え入れられて困惑していました。

しかし双葉は、まるで当たり前に家族のように扱うのです。

 

うちで家族になるならば、働かざるもの食うべからず。

休んでいた銭湯の再開のチラシ配り、銭湯の掃除など一緒に働いているシーンがありました。

 

辛いからこそ甘やかすのではなく、同等の扱いをすることがあゆこにとっては大切なことだったと感じます。与えられてばかりいると感覚が麻痺しますし、とても申し訳ない気分になります。

 

労働対価にしろなんにしろ、自分が組織(ここでは家族)に貢献実感があることがとても大切なのです。
労働を通して同じ苦労を味わい、同じ喜びも味わう。そうしてひとつ屋根の下、家族になっていくのではないかと感じました。


2.どうしようもない若者にもぶつかる母

 

娘ふたりと旅行に出かける双葉。

あるパーキングエリアでヒッチハイクをする若者、拓海(松坂桃李)に車に乗せてくれないかと頼まれ、押しに負ける。

実は拓海は親子関係が不安定だがお金には困ってはなく、時間だけはたっぷりとある若者だった。このヒッチハイクもどこに向かうわけでなくふらふらと旅をしているらしい。

 

双葉は最低だと吐き捨てるが、強く抱きしめ、日本の最北端でも目指したらと提案。どこに向かえば良いか分からない若者に、答えではなく、助け舟のような目標を与える。目的は自分で探しなと言わんばかりの。


どこにぶつけよいか分からないエネルギーに溢れている若者は多いと思える。それがある意味目標を貰えたら、いずれ自走しだし、目的のある人生を歩み出せるのではないかと感じました。

 

今の時代、なんでも好きにしたらいいよと言ってくれる親は増えたように思いますが、全く何も知らない所から目的を見出すのは難しいと思います。

並走しながら、小出しに目標を設定できるような関係性が必要なのかもなと。

 

3.親子関係ってなんだ


奇しくも、この映画では父親が蒸発したことで、母親の大変な姿を目の当たりにし、私たちがいるこの環境はとても当たり前ではないのだと気づく。絶妙なバランス感覚の上に成り立っていたものなのだと気づく。
進んで家事を手伝うようになり、自分も何か出来ることはないかと模索し出す。
離婚や別居などの環境は精神的自立へはとても近い1歩なのではないかと私は思います。


しかし、両親はいた方が経済的にも、父親母親と両面的に違う感性を教わることが出来るため、いた方が良い。
では、両親がいながらも精神的自立を促すにはどうすればよいのか。この問題を考える必要があると思うし、自分に子供が出来たら徹底的にこの部分を試したいと考えています。


これみよがしに今いる環境は当たり前ではない、私たち両親のおかげであるのだと言いたいのではなく、気づきを得てほしい。
ときどき、あなたは誰のおかげで生活できているのだとか、そんなに反論するのであれば経済支援をやめる、などと圧倒的な弱みに漬け込み、意見の交換をやめる親がいるそうです。

それでは子供は納得をしない。なぜなのか、を教えることが出来る親になりたい。

 

 

最後に、この映画のおかげで、自分から周りに無償の愛を抱き続ければ、血が繋がっていなくとも、家族になれるのではないかと希望が持てた。
家族という形をした上下関係がとても嫌いだから。幸い私の家族は恵まれています。
父親がいないが、皆自分の道を歩んでいるし、自分がやっていることを言ったら心から応援してくれるし、信頼をしてくれている。
性善説を信じていられるこの家族であればこれからもずっと上手くやっていける。
そんな人を周りにどれだけ増やせるだろうかと、日々模索しています。

 

4.心に残っているセリフ

「あの人のためならなんでもしてあげたいって思うっていうか。多分それって、その何倍もしてもらってるって思えてるからだって。
多分みんな、心からそう思ってるから。」

 

自分を滅ぼすほど尽くすのは違うと考えているけれど、いつだってこう思われるような人に憧れています。

ボランティアとは?

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先日の豪雨に見舞われ、僕が住む広島も広範囲に渡って土砂などの被害が出ました。

その後、2回ボランティアに参加し、ボランティアってなんなんだろうと悩んでいます。

 

僕が住んでいた町は特に被害もなく、道が土砂で塞がれて困った程度。

しかし、車で行ける範囲に民家が浸水したり、断水、食糧難に陥ったり、やりきれない思いがただ募るばかり。

 

沢山の方が行き場のない善意を満たしに行ける場所がボランティアだとばかりに考えていました。

 

ただ僕が参加した感想としては

「何かやってあげたい、助けてあげたいと言った善意のみのボランティアではモチベーションが続かない」です。

 

理由は、期待以上の相手からの感謝というのは得にくいこと。

困っている立場の方の元へボランティアに行くと感謝されることは、誰でも予想ができる。(少しおこがましいですが)

そのため自分のモチベーションを、善意を相手に押しつけて得られる感謝に設定すると、結果的に味気なくなると考える。

 

では、どうすれば良いのか。

やはり、自分のモチベーションも自己完結すべきだと感じました。

自らボランティアに行ったことで得られた意味を見出すのです。

 

僕は

・被災された方の普段の生活というものは今では無い事実を知った。

・木材が川の水などに浸水すると虫が沸くため捨てなければならない。

・町の人がなんとか元の姿に戻そうとコミュニケーションが活発化していた。

・地域おこし協力隊として町に協力していた方が、町だけでない人脈を利用することで支援の要請がしやすかった。町により馴染めていた。

・10日経っても人手はいくらあっても足りない状況で、継続的な支援が必要だと感じた。

社協や学生団体が毎日の活動を記録することで今後のボランティア活動を円滑に意味のあるものにしようと頑張っていた。

・当事者意識のある学生たちと話せた。

・現地の方と実際に話せて大変だったと実感出来た。

 

自分の中で、たくさんの気づきが得られた事がボランティアに参加した意味です。

ありがとうを貰いに行くのではなく、むしろこのような気づきを得られるきっかけをありがとうございますと言いに行くような心持ちです。

 

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特に、受け入れる側の人の方がボランティアに来ている人よりよほど気を遣うことを知れたのが大きいです。

ドリンクや冷たいタオル、スイカを絶え間なく用意し、感謝の意を込めながら配る。

自分が大変な状況の中、です。

 

相手の立場を考えながら動こう、と気づけた時点で私はボランティアに行ってよかったと心から言えます。

 

こうして自分のエゴで善意をぶつけに行くボランティアではなく、自ら価値を見いだせるボランティアの形が広まれば良いなと思います。

 

被災された方の普段通りの生活が少しでも早く戻りますよう、お祈りしています。

 

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カネコアヤノ大阪ワンマン

カネコアヤノが好きなねぐせボウヤです。

飽き性の僕が半年以上聴き続けて、とうとうワンマンの日が来た。こんなに心奪われるアーティストは初めてだから、ライブに行こうと思った。

 

 

平日の朝から早起きして、広島から高速バスに乗り大阪へ。

バスを降りた場所からライブ会場まで、電車で25分、徒歩で50分。

バスでずっとドラマを見ていたため、せっかくだからとカネコアヤノを聴きながら大阪の街並みを味わうことにした。

 

 

来春から東京に行くけど、大阪も悪くないな。

個人経営の飲食店が多くて、1人じゃなかったら、ふらっと寄りたいお店ばかりだ。東京は結局チェーン店ばかりになるからさ、それは寂しい点だよな。

東京に比べてどことなく、広々とした街に愛着を覚えた。それでも歩いてる人少ないな。

 

薄暗くって空模様は怪しいけれど、いい子にしてれば大丈夫な気がしてる。

とカネコアヤノも言ってたし、今は音楽と景色を楽しもう。

 

ライブハウスまで600メートル前で大丈夫じゃないくらいの雨に降られたけど、不思議と嫌な気分じゃなかった。

すこし雨脚が弱まるタイミングを見計らって屋根から飛びだす時は、空と会話しているようで当たり前に傘をささなくて良かったな。

 

ライブハウスパンゲアを探すけど、全く見当たらないし、GoogleMAPに騙されてたみたい。

ライブ前でなかったら怒ってたぞ、GoogleMAP。こういう経路のミスって誰に頼んだらなおせるのかな。なんだかGoogleさんの上で踊らされている気分になって悲しくなった。

 

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物販ってものが初めてだったからどれくらい前に着けばいいのか分からなくて、18時丁度に行ってみると1人だった。意外と誰も来ないんだな、平和的でいいな。

 

薄暗いエントランスに、控えめに置かれたグッズを見てワクワクのウォーミングアップをする。

手足が誇張されて描かれたネコみたいな動物が背中にプリントされたTシャツを購入。

なんだか、むず痒くって今日は着るのよしとこう。なんでもない日に着ることでライブの余韻に浸れるんじゃないかな。

 

19時に開場されて、15人目くらいで入場出来た。早く行った甲斐あったな。

ワンドリンクだったため、焦ってシャンディガフを頼んでみる。1年に1回は飲んでしまうけれど、ビールの苦味とジンジャエールの甘みが絶妙にマッチしなくて苦手なんだ。語感が良いから頼んでしまうのそろそろ卒業しよう。

 

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怪しくミラーボールがまわるフロアに

The Cureの『Friday I'm In Love』が流れる。


The Cure - Friday I'm In Love

 

アバウトタイムで好きだったこの曲が流れて期待ともにテンションはMAXに達する。

 

 

19時30分を少し過ぎて、

裸足のカネコアヤノと本村さん、林さん、Bobさんが登場。

ライブが終わるまでトークを1回挟むだけの怒涛の演奏だったため圧倒されきった。

 

エメラルドの時、緑色。

スイミングの時、水色。

歌詞に対応して色も演出されてたのがとっても印象的だった。

 

新宿にて弾き語りもバンドメンバーも見たことあったけど、バンドメンバーの方が本当に盛り上がるな。

予想以上にお客さんも声出してたし、楽しいライブだった。

恋しい日々の歌詞を一緒に歌ったり、アーケードのなななを一緒に歌ったり、少しずつ文化みたいなのが出来てるんだな。

 

2列目で背高いから、何回も目合った気がしたし、睨みつけられた気もしたし最高だったな。

飾らないで、白目を向きながら音に身を任せて体で感情表現しているカネコアヤノと目が合うと、「お前は本当に飾ってないか?」と問い詰められているようで、びくりとした。

 

恋しい日々とアーケードで祝祭の盛り上がる曲たちで終わったと思えばアコギを持って祝日の弾き語り。

アコギのナチュラルに奏でられる音の緊張感と、カネコアヤノの声に浸れる贅沢さにまたしても気付かされる。

1番思い入れのある曲だし、アルバムにも祝日だけバンドセットではなく弾き語りで入れただけあって、とてもとても丁寧に演奏していて、伝わった。

 

弾き語りとバンドセットは全く違うなと、最後に言葉のないアピールをもらった気がした。

9月にある弾き語りライブツアーをする意味も分かったし、神戸のチケットも購入してしまった。心を震わせてくれる人には、どこまでもついて行かなきゃ。

その時は買ったTシャツ来ていこう。